年をとると病気の予防対策はかかせません

早ければ40歳を過ぎれば、もう立派な「老人」という方も。この私がそうです・・・。やはり、無理を重ねると身体が弱ってしまうもの。私もそうですが、老眼や腰痛で病院に定期的に通院している友人もいます。あるいは膝や肘といった個所の関節痛で苦しんでいる友人も。

40代でこのような身体の不具合が発生してしまうのですから、60代以上ともなればもっと大変になることは容易に察しがつきます。しかも、年齢を重ねた分、抵抗力が弱まったり、なかなか病気が治らなかったりするもの。「長生き」と「健康」を両立することは、実はかなり難しいことなのでしょう。

お年寄りの身体で、弱くなりやすいところと言えば、肺などの呼吸器、腎機能や免疫力全般、そして筋力の機能の低下が挙げられます。

また、こうした身体面だけではなく、物忘れや痴呆、あるいはうつといった精神疾患のようなメンタル面の弱体化も忘れてはいけないことです。いずれも、これまでの人生で否応なしに「酷使」してきた個所であり、うなづけるものがあります。

お年寄り特有の病気とその特徴

年を取ると人間、病気とは無縁だとはいえなくなるもの。ここでは、お年寄りが罹患する病について、考えていきたいと思います。

@脳・精神関連
外科的要素から言えば、最も怖いのが「脳卒中」でしょう。発症した場合、わずかの時間で死亡してしまうことも。

また、内科的視点から見ると、やはり痴呆症は気になります。また、それだけでなく身体の自由を奪いかねないパーキンソン病、それにうつ病も懸念されるところです。

A循環器・呼吸器・消化器
これらの「系統」は、長年の無理がたたってしまい発症するケースが多いと言えます。

循環器系では高血圧症が、言い方は悪いのですが「登竜門」となります。高血圧が続く状態になれば当然、心筋梗塞や心不全に至るケースも。

呼吸器系では肺炎・間質性肺炎、それに慢性閉塞性肺疾患といった病がお年寄りには目立ちます。もちろん、肺がんを発症することも珍しくありません。

消化器系では、胃潰瘍・胆石といったところから始まり、逆流性食道炎や胃がん、あるいは大腸がんや肝硬変に進行することも。

いずれも、酒・たばこといった生活習慣が関わっている病気だと言えるでしょう。

B泌尿器・その他
泌尿器関連では、男性の場合ですと前立腺肥大症やそれが進んだ場合の前立腺がん。あるいは主に女性にみられる症状として尿失禁・尿路感染症が挙げられます。

また、Aと同じ観点ではありますが、生活習慣から起因しやすい病として他に糖尿病・甲状腺機能低下症・高尿酸血症・高脂血症も押さえたいところ。

血液関連では貧血・悪性リンパ腫。その他、白内障・難聴・骨粗鬆症・慢性関節リウマチ・変形性関節症といった命に直接かかわらない病も警戒が必要です。